IOTA(アイオタ)は、IoTデバイス間の決済を最適化した仮想通貨です。IoTというのは「Internet of Things」の略語。あらゆるものをネットに接続するという構想の特徴とリスクについてまとめてみましょう。

IOTA(アイオタ)はIoTの促進を狙う

IOTA(アイオタ)の構想は、すべての物において情報管理を効率化するIoTを躍進させることです。例えば自動販売機、防犯カメラ、エアコンなど、生活の中にあるあらゆるものと情報をつなげるテクノロジーがIoT。形のある物と、形を持たない情報(データ)とを結びつけるのがこの技術です。2017年の世界のIoT市場は約80兆円と言われていて、2020年にはこれが約140兆円規模になると試算されています。IOTA(アイオタ)の技術がこの市場で活躍すれば、それだけ価値が生まれるのは必至。身近な生活の中で成長が大きく見込まれる技術分野を狙っているのがIOTA(アイオタ)の特徴です。

IoTに仮想通貨を実装するTangle

成長が見込まれるIoTに仮想通貨を実装しようとした場合、リアルタイムの支払手数料が高くなる問題が起こりました。仮想通貨ではセキュリティが重要なため、分散型の承認システムを採用するのが基本中の基本。それぞれのデータの整合性が取れなければ書き換えは不可能で、整合性を承認する承認者が必須。承認者には報酬が支払われるため、これをリアルタイムに行うと、承認作業だけで莫大な手数料がかかります。この問題を解決したのがTangleというシステムで、従来と同じように分散型システムを採用しつつ、データの整合性の証明は取引者同士としました。これで承認作業がスムーズになり、通信を効率化して手数料を無料化したのが最大の特徴です。IOTA(アイオタ)実装にはTangleが欠かせなかったと言えるでしょう。

IOTA(アイオタ)にリスクはあるのか

IOTA(アイオタ)の注意点は、システムが複雑である点です。実は技術面においてまだ完成とは言えず、実際には発展途上と言ったところがリスクです。開発に今後遅れが生じれば、価値が頭打ちになる可能性はあるでしょう。ただ技術は間違いなく優れていますし、期待が集まっているのも事実ですから、2017年12月には時価総額も急上昇しました。特にTangleはシステムとして高く評価されており、大手IT企業と20社以上も提携しているのは説得材料です。鍵は今後のIoTの発達で、それと同時にIOTA(アイオタ)の需要も高まることが期待されています。

まとめ

IOTA(アイオタ)の特徴は、物とネットワークをつなげるIoT技術と連動した仮想通貨だという点です。リスクとしてはまだ完成に至っていない点が挙げられますが、今後需要が高まることは大きく期待されています。